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車の整備と費用
整備保証の範囲と内容
車検実施事業者が実施した点検整備における整備作業の中で、整備上でのミスが原因で不具合が生じ、その原因が事業者にあると認められたとき、その不具合箇所に関しては無料で再整備されることを保証するものです。
以下に記載しております条件は、あくまで目安となりますので、正確な保証条件を確認するためにも渡された整備保証書を必ずご一読ください。
整備保険の対象自動車Point.1
対象自動車は基本的に自家用自動車となります。
ただし、自家用自動車であっても乗車定員11人以上の自動車、乗車定員10人以下で車両総重量8トン以上の自動車、レンタカー及び特殊自動車は除外されます。
また、点検整備実施後に自動車検査証に記載された使用者が変更されたもの、事業自動車やレンタカーに該当することになったものも除外されます。
整備保証の対象範囲Point.2
整備保証対象範囲につきましては、道路運送車両法代48条に基づく定期点検整備時に、同法による自動車点検基準に定められた項目(以下「定期点検項目」といいます)について行いました整備作業の中で、整備上のミスが原因で不具合が生じた場合とします。
また、その定期点検整備時に実施した定期点検項目以外の点検・整備作業につきましても、定期点検整備記録簿に記録されたものは整備保証の対象と致します。
整備保証対象から除外されるものPoint.3
1.客観性の無い現象で、個人の感覚に基づく不具合(音、振動等)
2.消耗、摩擦、経年劣化等による不具合
3.定期点検整備実施後における取扱店以外での自動車の改造及び整備による不具合
4.レース、ラリー、過積載など通常の使用限度を超えて酷使したことによる不具合
5.自動車が使用できないことによる損失(休業補償、商業紛失、レンタカー代、電話代、など)
整備保証の期間Point.4
整備保証実施業者によって異なりますが、基本的には整備保証書に記載されている定期点検完了日から6ヶ月、または定期点検整備終了時からの走行距離が10,000kmに達したときのいずれか早い時点とされている場合が多いようです。