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車の点検
運転席まわりなど
あなたの大切な車は健康ですか?
ここでは車の点検についてご紹介します。
まずはそれぞれのチェック項目を紹介します。
運転席まわりの重点チェック項目Check.1
①かじ取り装置
1.ステアリングを上下、左右、軸方向に動かしガタがないか調べます。
②制動装置
1.ブレーキペダルは、エンジンを始動してペダルを踏み込んだとき、ペダルが床板に当たらず余裕があるかをチェックします。
③動力伝達装置
1.クラッチペダルは、遊びと切れたときの床板とのすき間を点検します。またエンジンを始動している状態でクラッチがスムーズに作用するかも点検します。
④原動機
1.エンジンを始動してアクセルを踏み込んだとき、エンジン回転がスムーズに上がれば問題ありません。
⑤乗車装置、操縦装置
1.シートベルトは正常に取り付けられていて、操作具合に問題がなければOKです。
2.非常信号用具(発煙筒)が助手席の足元付近にあるか確認します。
3.スイッチ、メータ類は、正常に働くかどうかを点検します。
4.警音器はホーンを鳴らしてみて、一定の音色で鳴れば問題ありません
5.ルームミラーは、新車のときのミラーが取付けられていればOKです。
2.非常信号用具(発煙筒)が助手席の足元付近にあるか確認します。
3.スイッチ、メータ類は、正常に働くかどうかを点検します。
4.警音器はホーンを鳴らしてみて、一定の音色で鳴れば問題ありません
5.ルームミラーは、新車のときのミラーが取付けられていればOKです。
⑥その他注意
・ハンドル部のホーンマーク。いまではマークが書かれたステッカーを貼るか、マジックで書かないとNGになります。
・メーターに走行距離が表示されていないとNGです。
・触媒を警告するランプに関する説明書も消えてしまっていることも多いので注意
・シートベルトの警告灯。警告灯がついていたら、
・ハイビームの操作状態、レバーなどの具合を調べられるのも確実です。
・エアバッグの説明ステッカー。見やすいように表示されているかどうか。
・ライトやハザードなどのマークがずれていたり、かすれて消えていたりしたらNGです。
・メーターに走行距離が表示されていないとNGです。
・触媒を警告するランプに関する説明書も消えてしまっていることも多いので注意
・シートベルトの警告灯。警告灯がついていたら、
・ハイビームの操作状態、レバーなどの具合を調べられるのも確実です。
・エアバッグの説明ステッカー。見やすいように表示されているかどうか。
・ライトやハザードなどのマークがずれていたり、かすれて消えていたりしたらNGです。
ボンネットまわり、車体まわりの重点チェック項目Check.2
①冷却装置
1.冷却水の量をリザーバタンクを見てチェックします。
2.ファンベルトの張りを点検して、緩みがある場合は張りの調整をします。亀裂・損傷・摩耗がひどい場合には交換します。
3.エンジンをアイドリンク状態にして、ラジエーター、ウォーターポンプ、ラジエーターホース、ヒーターホースなどから水漏れがないかを点検します。
②かじ取り装置
1.パワーステアリングのオイル量をリザーバータンクで点検します。
2.パワーステアリングベルトの張りを点検します。摩耗や損傷、亀裂がないか調べ、著しい場合は交換します。
2.パワーステアリングベルトの張りを点検します。摩耗や損傷、亀裂がないか調べ、著しい場合は交換します。
③燃料装置
1.フューエルポンプ、フューエルホース、パイプ、キャプレーター、インジェクター、ノズルホルダーなどから燃料(ガソリン)が漏れていたり、ホースやパイプに亀裂や損傷がないか、接続部のクランプに緩みがないか調べます。
2.キャブレーターや燃料噴射装置のスロットルバルブにガタがないか。
④制動装置
1.ブレーキオイルの量の点検は、リザーバータンクに入っている液量をチェックし、不足していればブレーキオイルを補充します。マスターシリンダに損傷やがないか点検します。
⑤点火装置
1.スパークプラグを取り外し、電極が摩耗、損傷していないか、プラグキャップが正常であるか、絶縁碍子に損傷がないかなどを調べます。
2.点火時期の点検は、普通に走行していてノッキングが起きたりしない限り大丈夫です。
3.ディストリビユーターキヤツプを取り外し、亀裂がないか、セグメントに焼損がないか点検します。
⑥電気装置
1.バッテリーのターミナル部の端子にガタ・緩み・腐食等がないか点検します。
2.バッテリー液の量と比重をチェックします。
3.エンジンルーム内の電気配線の接続部が緩んでいないか、損傷がないかなどを調べます。
2.バッテリー液の量と比重をチェックします。
3.エンジンルーム内の電気配線の接続部が緩んでいないか、損傷がないかなどを調べます。
⑦原動機
1.エアクリーナーエレメントを外して、汚れ具合、日詰まりしてないかを点検します。
2.エンジンオイルの点検は、オイルレベルゲージで量、汚れ具合を点検します。
3.エンジン本体からエンジンオイルが漏れていないか点検します。
2.エンジンオイルの点検は、オイルレベルゲージで量、汚れ具合を点検します。
3.エンジン本体からエンジンオイルが漏れていないか点検します。
⑧公害発散防止装置
1.エンジンルームを見るとゴムホースや配線などが、いかにもややこしい配置になっていますが、外れたり、切れたり、ひび割れしていない限り大丈夫です。
⑨燃料蒸発ガス排出抑止装置
1.チャコールキャニスターに詰まりはないか、損傷していないかなどを点検します。
⑩ブローバイガス還元装置
1.メターリングバルブ(PCVバルブ)が正常かは、アイドリンク状態で配管をつまんだり放したりして、作動音(カチカチ音)がしているかどうかを点検します。
⑪動力伝達装置
1.A/Tオイルの点検は、平坦な場所に車を止めて、アイドリンク状態でブレーキをかけ、シフトレバーを一巡させてからPレンジにしてレベルゲージで調べます。
車体下の重要チェック項目Check.3
①ステアリングギヤボックスの取り付けの緩み
②ロッド、アーム類のボールジョイントのダストブーツの亀裂、損傷
③ステアリングのロッド、アーム類の緩み、がた、損傷
④ブレーキホース、パイプの漏れ、損傷、取り付け状態
⑤トランスミッション、トランスファのオイルの漏れ
⑥トランスミッション、トランスファのオイルの量
⑦プロペラシャフト、ドライブシャフトの連結部の緩み
⑧ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部のダストブーツの亀裂、損傷
⑨デファレンシャルのオイルの漏れ
⑩デファレンシャルのオイルの量
⑪エンジンオイルの漏れ
⑫エキゾーストパイプ、マフラーの取り付けの緩み、損傷、腐食
⑬遮熱板の取り付けの緩み、損傷、腐食
⑭マフラーの機能
見えない分解箇所についてCheck.4
法定点検(自家用乗用車の場合12ヶ月ごと)は必ず分解整備を伴います。また国の検査では、ブレーキパッドの減り具合やエンジンオイルの状態など、車内部の検査は行いません。そのため検査に合格していても、後日ブレーキが効かなくなったり、エンジンが焼き付いたりすることもありえます。そうならないため、認証工場でのしっかりした点検・整備が必要です。