トップページ > 車検のお役立ち情報 > 車検合格のための知識 >エンジンルームの点検
車検合格のための知識
エンジンルームの点検
エンジンルームの点検
みなさまは愛車の整備を定期的に行っているでしょうか?「車検に出しているから」、「24カ月点検をやっているから」と整備を怠り、安心していませんか?
いまどきの自動車は故障が少ないとはいえ、高速道路に乗る前や、横浜から実家へ帰省するなどで長距離を走る前には整備・点検をしておくと良いでしょう。特に、一番大切なのがエンジンルーム。
ここでは、そんな車検合格への近道となる「エンジンルームの点検」についてご紹介いたします。
エンジンオイルInspection
格安車検も含め、車検の際、新品のエンジンオイルでないといけないわけではありませんが、あまりにひどい汚れの場合には合格しません。
エンジンオイルの漏れがないか、滲みがないかは必ずチェックされる項目なので日常の中でも確認しておきましょう。オイル量はレベルゲージのFとLの間になっているかが目安となります。
冷却水Inspection
冷却水はエンジンの熱を冷やすための水のことですが、あまりに交換を怠ると本来の働きができなくなり、オーバーヒートの原因になったり、エンジンの寿命も縮めたりすることもあります。
ラジエタータンクに規定量入っているか、汚れていないかも点検しておきましょう。交換時期だからといって車検に通らないわけではありませんが、各説明書に従って適切な時期を守りましょう。
ブレーキフルードInspection
ブレーキフルードとは、ブレーキペダルを踏むその圧力をブレーキパッドに伝えるオイルのことをいいます。ブレーキフルードのリザーバータンク内の液量が、上下のライン内にあればOKです。
また、劣化して明らかに茶色い場合は、交換が必要。劣化するとブレーキフルードの沸点が低下し、最悪ブレーキが効かなくなります。
ウォッシャー液Inspection
ウォッシャー液が出ないと車検に通りません。たとえ格安車検でも同様です。また、噴出孔が左右2箇所ある場合は、当然両方の正常の作動が必要になります。
ウォッシャー液を補充しても噴射しなくなる大半の原因はノズルの詰まり、次にホースの異常です。稀にあるのが凍結による破裂やモーターの故障なので車検や24か月点検時だけではなく、タンク内を満タンに整備しておく癖をつけておきましょう。
ラジエターホースInspection
ラジエターホースとは、冷却水の通り道になっているゴム製のホースのことです。耐熱性にたいへん優れていますが、ゴム製のため劣化してくると、弾力がなくなり亀裂やヒビが入り出すため、冷却水漏れを引き起こしたりするため危険。ホースから液体が漏れたり、液体が乾いていたりする場合には、ホースを交換する必要があります。
ラジエターキャップInspection
ラジエターキャップとは冷却水の量を調整して、安定した冷却性能を維持する役割をもっています。ラジエターキャップの蓋の裏側にはゴムのパッキンがついていますが、劣化でゴムが薄くなり冷却水が漏れ出すことがあります。もしもスプリングの動きが悪かったり、裏側のゴムが硬化していたり破損している場合は、すぐに交換しましょう。
フューエルホースInspection
フューエルホースとは、フューエルタンク(燃料タンク)からガソリンや軽油などの燃料を送るホースのこと。フューエルホースが劣化してガソリンが漏れていると、引火して火災の原因になることがありますので、24か月点検時以外でも必ず点検しておきましょう。また、ホースのひび割れや膨らみなどがあれば交換がおすすめです。
プラグInspection
ガソリンと空気の混合気に火を付ける役割をするのがプラグです。プラグが火花を出すことで、混合気が爆発し、その爆発力が車を動かす力になります。
般的なプラグなら、整備の際に外し中心が丸い、点火不良などの症状が場合は速やかに交換を。また異常のあったプラグは、交換すれば短期的には問題はありませんが、原因をつきとめる必要があるので、24ヶ月点検などプロの診断が必要です。
バッテリーInspection
バッテリーの劣化は、始動時の不良やエンジンの不調につながります。24ヶ月点検はもちろん、普段の整備の際にもバッテリーが規定量入っているか点検しましょう。
バッテリーの劣化具合は正確には専用のテスターがないと難しいのですが、エンジンを始動させる時にセルが勢い良く動くなら問題ありません。街中のガソリンスタンドなどでバッテリーの無料点検をするのも良いでしょう。
エアクリーナーInspection
空気中のゴミを取り除き、エンジン内に綺麗な空気を送り込む役割をするのが、エアクリーナーです。これが汚れているとエンジンの不調につながるため車検にも通りにくくなります。エンジン内部の吸気バルブが開いた際に燃料とのバランスに異常が発生し、ノッキングなどを誘発することもあります。
5万kmごとに交換するのが目安と言われていますが、1枚数千円で手に入るので、気になる方は車検ごとに交換がおすすめです。
ベルト類Inspection
エンジンの動力から発電をさせたり、エアコンを回したりするために、エンジンルーム内には様々なゴム製のベルトが使われています。例えば、タイミングベルト。これは、エンジンの吸排気バルブを動かすカムというものを駆動するベルトのことで、非常に軽量で丈夫です。
ただし、劣化から突然切れてしまうこともあるので、24カ月点検などだけではなく、日常の整備の際などにも、張り具合と表面のゴムの状態を点検したほうが良いでしょう。
ご不明な点やもっとお知りになりたいことがありましたら、横浜の格安車検「ラビット車検」の信頼の高い担当整備士、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
※こちらに掲載の情報は変更になることがありますのでご注意下さい。