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車検合格のための知識
室内点検
室内点検
みなさまの愛車を長く安全に乗るために大切な車検。その車検を合格に導きやすくするのが、24ヶ月点検や、自分でもできる日々の整備です。ついついエンジンルームに注意が行きがちですが、室内も実はとても大切。普段の運転でよく触る部分ではありますが、ハンドルや、ブレーキペダル、パーキングブレーキなどは運転しているうちに感覚が慣れてきて、実は異常に気づいていない場合が多い所でもあります。
そんな異常を早期発見するためにも、日常点検として行うようにしましょう。ここでは、車検合格の近道となる「室内点検」についてご紹介いたします。
ハンドルInspection
平坦でまっすぐな道を選んで直進してみた際のハンドルの位置を確認しましょう。ハンドルがセンターの位置になっていれば大丈夫ですが、少しでもずれている場合には、迷わず修理を依頼しましょう。
また、停車した状態でハンドルを大きく動かしたときに、異音がある場合も修理が必要です。そして、格安のカーショップなどでハンドルを交換した場合、クラクションのところにホーンマークがないなどになると車検が通らないことも多々あるので確認を。
ブレーキペダルInspection
乾燥している道路をゆっくりと走り、エンジンをかけた状態のままブレーキペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床板とペダルにすき間や、しっかりとした踏み応えがあるかを点検します。
また、ブレーキの遊びの点検は、エンジンを切った状態で行います。まずはブレーキペダルを5〜6回踏み、負圧を無くしブレーキペダルを軽く指で動かします。通常4〜7mm程度ですが、どの程度動くかを確認します。24ヶ月点検など、特別なときだけではなく、日頃の整備が重要です。
また、愛車のブレーキペダルをドレスアップする方もいらっしゃいますが、車検に通らない可能性があるため注意しましょう。
クラッチペダルInspection
マニュアル車の場合はクラッチペダルの点検も行いましょう。クラッチペダルを踏んで、クラッチが完全に切れる位置からさらに奥まで踏み込める量がどれくらいあるのかを確認します。これを「遊び」といいますが、この「遊び」が少ないと操作が非常に困難になります。
逆に量が増えるとクラッチペダルを奥まで踏んでもクラッチが切れなくなります。いつもよりクラッチの踏み込み量が増えたなという場合はクラッチの寿命のサインかもしれません。万が一、クラッチを交換するとなった場合は想像以上に時間がかかりますので、「横浜の海沿いをドライブ」や「箱根の山を攻める」など、楽しいドライブの前には事前の整備を忘れずにしましょう。
交換の際は、ディーラーに依頼するべきか、街中の修理工場でも対応できるレベルなのかは素人では判断できない場合もあるので、24ヶ月点検でお世話になった業者や格安の車検業者などに問い合わせるのも良いでしょう。
パーキングブレーキInspection
パーキングブレーキは走行中に大きなトラブルはなくても、機能が低下しているときには、急な坂道などに駐車した時に勝手に車が動き出すこともあります。そのため、パーキングブレーキも定期的なメンテナンスを心掛けておきましょう。
簡単な方法は、まず坂道に車を停車させ、AT車の場合は「Nレンジ」に、MT車の場合は「ニュートラル」にしてから、フットブレーキを強く踏みます。その後、パーキングブレーキを引き、フットブレーキをゆっくりと外してみましょう。
ここで車が後退しなければ、パーキングブレーキはうまく機能している証拠になります。こちらもついつい24ヶ月点検など、特別なときだけになりがちな点検ですが、車検に通りやすくするためにも日頃の整備が重要です。
メーターの警告灯Inspection
エンジンを切り、愛車のカギをイグニッションONの位置まで回すと、2秒ほどすべての警告灯が点灯します。また、メーターの照明をONにして、明るくなっていれば問題ありません。
そして、メーターのランプは「赤・オレンジ・緑・白・青」がありますが、赤とオレンジの場合は車検や整備と言うより必ず修理や点検が必要です。特に、赤の場合は警告ですので絶対に運転を中止し、早急に適切な対応をしましょう。
ご不明な点やもっとお知りになりたいことがありましたら、横浜の格安車検「ラビット車検」の信頼の高い担当整備士、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
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