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ラビット車検について
エコカー減税について
「エコカー減税」とは平成21年より実施された税制案です。
21年よりエコカー減税となりましたが、平成18より「グリーン税」という名で実施されていたものです。環境性能に優れた車を対象に自動車重量税と自動車取得税の特例を設けるというものです。
エコカー減税の対象期間は当初自動車重量税が2009年4月1日から2012年4月30日まで、自動車取得税は2009年3月1日から2012年3月31日まででした。期間の延長に伴い自動車取得税は2015年3月末まで登録車、重量税は2015年4月末までの登録車、自動車税は2014年3月末までの登録車(自動車税の適用期間は登録の翌年度から1年間です)となりました。
今現在のエコカー減税の詳細は、電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッドカー、グリーンディーゼル自動車が前回同様最も高い減税率になります。これらを新車で購入した場合は購入時の重量税は免税、3年後の車検も期間内なら50%軽減されます。また購入時の取得税も全額控除されます。ちなみに中古車の場合も期間内で2度目の車検なら重量税50%減税、取得税は45万円控除されます。また従来のガソリン車でも基準に達していれば減税対象になります。
主な減税対象車Point.1
エコカー減税対象車ハイブリッド車
ハイブリッド車とはエンジンとモーターの両方の動力源を持つ自動車のことで、ガソリンを効率良く使えないときには電気で動くモーターを使い、効率良く走行できる速度になったときにガソリンで動くエンジンに切り替えます。燃費の向上とCO2や排気ガスの削減を同時に行うことができ、環境負荷が低いため、エコカーの代表的な車として知らています。
ハイブリッド車の中でもよく知られている車種といえば、トヨタのプリウスです。
1997年に発売されて以来、ハイブリッド車の先駆けとして注目を集め続け、プリウスを契機に一般に普及するようになりました。
低燃費で環境に優しいことから、ハイブリッド車はエコカー減税の対象車種になっていて、減税率も非常に高いため、最近はハイブリッド車に変えようとする人も増えています。また、これまでハイブリッド車といえば値段が高いというイメージがありましたが、最近はかなり抑えられているため、比較的手に入れやすくなっています。
電気自動車
動力源にガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を必要とせず、バッテリーに蓄電した電力でモーターを回転させることで走行する自動車です。
また、原動機の始動に外部からの動力も必要としません。これらのことからエンジンを必要としないので構造が比較的単純であり、古くから電気自動車は開発されています。
現在ハイブリッドカーにも電池は搭載されていますがハイブリッドカーの電池は容量が少なく今現在の時点ではハイブリッドカーでは電池走行は難しい状態にあります。
今後EVカーは市場拡大されていく見通しですが
・充電1回あたりの航続距離が短く、長距離走行に向かない。
・搭載するリチウム電池のコストが高く、本体価格も高価になる。
・充電のインフラが整っていない。
など今後の改善が必要とされます。
エコカー割引Point.2
「エコカー割引」とは、ハイブリッドカーや電気自動車などに代表される、低燃費・低公害・低排出ガス車に保険料の割引が適用される自動車保険の割引特典のひとつです。
エコカーには、無公害車・低公害車・低排出ガス車の3種類があります。
・無公害車…全くCO2を排出しない車のこと
・低公害車…CO2の排出を大幅に削減した車のこと
・低排出ガス車…移出ガスの基準値を満たした車のこと
「エコカー割引」の割引率は、各保険会社によって異なりますが、1.5クA軍%程度の割引となっているようです。
通常、自動車保険の割引とは、ゴールド免許所持や新車割引のように、事故のリスクが少ないと認められる場合に適用されるものですが、「エコカー割引」は事故のリスクの高低ではなく、環境に優れた自動車の普及を推進するための、保険会社の環境への取り組みとして設定しているものです。
そのため、多くの保険会社では、購入してから何年も割引が適用となるわけではなく、車を購入してすぐの初度登録から13ヶ月以内の車だけが対象という期間が設けられています。
保険会社によってエコカーの定義はさまざまで、どんな排出ガス基準をクリアしているかによって割引の可否をしている保険会社が多いようですので、自動車保険の申し込みの際には、しっかり確認しておきましょう。